食品科学科4年
大隅 映奈
卒論タイトル:
膵臓がんと脂肪酸摂取の生体指標である赤血球膜中の脂肪酸割合との関連を検討した症例・対照研究
研究成果
膵臓がんでは、既に好評公表されている大腸、乳房、胃のがんとは逆の結果が得られた。膵臓がんは適切なスクリーニング方法が
ないため、研究に参加された時点で、がん症例群の食生活習慣は既に変化していたのではないかと考えられた。
栄養科学科4年
鈴木 麻利子
卒論タイトル
大規模疫学研究における血清脂質と食事パターンの関連
研究成果
脂質代謝に関する生活習慣病のない本研究対象者では、男女ともに、脂質異常症の治療を勧奨する結果はみられなかった。
しかし、男性では、野菜を多く摂取する食事パターン「野菜型」は、血清トリグリセリド値の上昇を抑制することにより、循環器疾患の
一次予防に寄与する可能性があることを示唆した。
栄養科学科4年
中道 由佳奈
卒論タイトル
大規模病院疫学研究における糖尿病と赤血球膜中の脂肪酸構成割合との関連
研究成果
糖尿病のリスクは、エイコサペンタエン酸 (EPA) やドコサヘキサエン酸 (DHA) を多く含む魚を中心にした日本人の伝統的な食生活
で低く、肉を中心にした欧米化した食生活で高いという仮説を立てたが、本研究ではそのような結果は得られなかった。魚摂取のバイオマーカー (赤血球膜中のEPAやDHAの構成割合)
を用いた検討から、糖尿病症例群のEPAやDHAの赤血球膜への取り込みは、対照群と異なることを明らかにした。このことが、糖尿病のリスク評価に影響を及ぼしたと考えられた。
平成21年度卒論生の研究成果